画/坂井昇
源氏物語に散りばめられた可憐な花たち、 千年の時を隔てていても花の風情は変わることがありません。 平安の世の雅びやかな色彩を風雅な花の姿に委ねてみました。 王朝びとの想いに詠みこまれた花たち、心の高まりに響く美しい花と話しながら 刻々と変わる有りようを心のままに描きました。 (著者序文より)